うさぎ君風邪ひきの巻

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登場キャラクター・主なアイテム

薬を飲みたがらないうさぎ君を説得する。
うさぎ君(風邪ひき)
風邪をひいて寝込むが、薬の服用を嫌がるあまり逃げ出してしまい…。
うさぎ君の母親(風邪ひき)
息子に薬を飲むよう促すが、なかなか聞き入れてもらえない。
風邪薬
母親がうさぎ君に飲ませようとする。一瞬で熱が引くほど効果が強い。
うさぎ君が飛び込み、一瞬で水温を上げてしまう。

あらすじ

ひどい風邪をひいてしまったうさぎ君。看病する母親は薬を差し出すが、彼は嫌がって家から逃げ出してしまう。
逃げ回っているうちにうさぎ君の体温はぐんぐん上昇。そんな彼にポロンは、母親の言う事をきちんと聞かないから風邪が悪化する事を諭した。
自宅へ帰ったうさぎ君は、言われた通りに薬を服用。たちまち体調は回復し、これからはきちんと言う通りにする事を母親と約束するのだった。

全台詞

...


使用楽曲

Soirée Chez Jean-Sebastien - Jean-Jacques Perrey

エピソード所見(教訓・ツッコミ等)

教訓は「親の言う事はきちんと聞く」「苦くても薬はちゃんと飲む」。
それは尤もだが、うさぎ君は高熱を出したにも関わらず家を飛び出して走り回り、おまけにズブ濡れになってしまっている。
風邪が治らなかったばかりか悪化した原因は、薬の服用を拒んだ事よりも安静にしなかった事にあると思われるのだが、ポロンも母親もその事実については触れていない。

ポロンも事情を知っているのならビームで治してやればいいのに…と言いたくなる所だが、上記の教訓を強調させるため、何より息子を思う母親の気持ちを無駄にしないためにも敢えて手を出さなかったのだろう。

高熱を出したうさぎ君が一瞬にして池の水をお湯にするシーンがあるが、平家物語における「熱病に苦しみ、浴槽の比叡山の水を一瞬にしてお湯にしてしまった」平清盛が元ネタなのだろうか?

母親の差し出した薬の即効性にも驚きである。
本来「風邪薬」というのは「風邪の症状を一時的に抑える薬」であり「風邪を治す薬」ではないという話はよく耳にするだろう。昔から「風邪を治す薬」が開発されればノーベル賞ものと言われている。
薬だけに頼らず適度な栄養・水分の補給や十分な休養・睡眠があって初めて風邪を治す事が可能なのだ。

苦い薬を嫌う子供でもすんなり服用でき、数秒で解熱し、母親も「治ってきた」と言っている(この判断が必ずしも正しいとは限らないが)辺り、世にまたとない名薬であると言えよう。まさかただのジュースなんて事はないだろうが

定型コメント

元気じゃねえか
変色
平清盛

  • 最終更新:2021-01-24 20:57:30

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