セメントに近ずくなの巻

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登場キャラクター

ポロンビームでカバを固めていたセメントを木っ端微塵にする。
カバ(セメント)
ゾウの警備を掻い潜りセメント工場へ侵入する。
ゾウ(セメント)
セメント工場に勤めている(警備員?)。カバからは「おじさん」と呼ばれる。冒頭のみ牙が生えている。
舞台がセメント工場である事を説明。

あらすじ

ここはセメント工場。
中へ入りたがっていたカバは、通せんぼするゾウのおじさんを攻撃し、怯んだ隙に工場へ侵入してしまう。
急いでカバを追うゾウ。彼は巨大なセメントタンクをよじ登っていたのだ。
ところが、頂点まで登ったカバがタンクの内部へ頭から転落。セメントで固められてしまい、そのままタンクから掃き出されてしまった。
その場に居合わせたポロンがビームでコンクリートを粉砕。
かくして一命を取り留めたカバは「二度と危険な場所で遊ばない」と誓うのだった。

全台詞

...


使用楽曲

L'aquarium Géant - Janko Nilovic

エピソード所見(教訓・ツッコミ等)

教訓は「危ない所へ入って遊ばない」。

これまでに登場したカバのキャラはのんびり屋お人好しな印象のものが多かったが、今話のカバはかなりアグレッシブ。ゾウに対し暴挙に出てまで工場内へ乗り込んでいるが、そこまでして入りたかったのだろうか。とんでもない問題児である。
言うまでもないが、警備員への暴行・妨害行為は威力業務妨害罪(刑法第234条)に当たる。皆も警備員に石を投げたりしないようにね?(しねーよ)

まさに犯罪者予備軍とも呼べるカバにも例のごとくキレ気味に応じるポロンだが、今回ばかりは彼に同情を寄せたくなった視聴者も多いと思われる。
関係者以外立入禁止の工場にまで出動しないといけない立場を思うと…いや、元々人の家でも遠慮なく出入りするポロンならそこはお構いなしなのだろう
また、今回のポロンは救出のみ行っており、説教やお仕置きは無し。代わりにカバが自ら反省の意を伝えている。

自分の蒔いた種とはいえ、カバがコンクリ詰めにされてしまうという展開の衝撃度は、タヌキパンにされてしまう話と同等、あるいはそれ以上のものがあるだろう。
顔面ごとセメントで固められた時点で助けの声を上げる事などできないし(というか窒息死しててもおかしくない)、ゾウが突然放った一発ギャグらしきものも事態の深刻さと釣り合っていない。差し迫るようなBGMがせめてもの救いか。

セメントは水和反応で凝固する性質を持つが、水を加えてから固まるまでに24時間程度かかるとされている。いくら何でも固まるのが早すぎやしないだろうか。
一応、現代では数分~数時間での硬化を実現する「速硬セメント」や「急結剤」等も活躍しているが、制作当時から既に開発・普及していたのかは不明。

強いアルカリ性を示すセメントには刺激性や溶解性があり、皮膚や目に触れると化学やけどや「セメント皮膚炎」を引き起こす危険性がある。
インスタントセメントをDIY等で使用する際には、皮膚への付着を防ぐためのゴム手袋・保護眼鏡・防護衣、粉塵を吸引する事のないよう防塵マスクを着用しよう。
万が一皮膚や目の中に入ってしまった場合は綺麗な流水で洗い流し、医師の診察・治療を受ける事。

(我々人類の比ではないレベルで皮膚が厚く頑丈なカバだが)、全身をコンクリートで覆われた時点でビームによる粉砕だけではなく(上記で長々と書いた通り)治療も必要となるはずだが、ポロンが粉砕と同時に皮膚のケアも行ったのだろうか?

貨物列車は行くの巻』でも既に「セメント袋」が登場していたが、ポロン世界でもセメント産業が進展している事が分かる(丁度前半話でもコンクリートを埋め立てて造られたと思われる埠頭が登場する他、過去のエピソードでもコンクリート製と思しき建物等が多く登場する時点で否定のしようがないのだが)。

工場内のシーンで使われている背景は、『変なパンができたの巻』『ダイナマイトだ!!の巻』で使われている背景(うず高く積まれた『薬品』の箱でお馴染み)の使い回しである。

また、タイトルの送り仮名に誤りがある。無論、「近く」ではなく「近く」である。

ピンク色のゾウ

作中にはピンク色のゾウが登場するが、人によってはこれが結構「ヤバい描写」に見えてしまう事がある。
その実、薬物やアルコールによる幻覚症状を表現した言い回しにピンクの象が見える」(Seeing pink elephants)というものがある。
ディズニーの名作映画「ダンボ」では、主人公のダンボが狂酔した際にピンク色をしたゾウ達の行進やダンスが5分ほど続くというシーンがあり、これにトラウマを植え付けられたという人も少なくない。

このように「ピンクの象」はマイナスなイメージを抱かれがちなのである。
これまで「ポロン」に登場したゾウは揃って普通の体色をしていたのだが、何故スタッフは突然ピンクのゾウを登場させたのか。「ダンボ」のシーンに影響を受けたのか。はたまた文字通りピンクの象が見えていたのか。制作上の意図は不明である。


定型コメント

ピンクの象
凶悪カバ
治安が悪すぎる
薬品
オイスター
おっこっちゃったゾ~ウ
アンジェロ岩
手遅れ
比較的まとも
は?

  • 最終更新:2017-06-24 08:10:41

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