ニッポンアニメ100

ニッポンアニメ100』とは、NHK BSプレミアムを中心に2017年上半期に放送された特別番組のシリーズ企画である。

番組内の企画として実施された視聴者人気投票「ベスト・アニメ100」。
この総合ランキングでガンとゴン』が99位、そして『星の子ポロン』が38位にランクインした事が、同年5月3日の特番内で明らかとなった。

概要

「ねぇキリンくん、あれ何ていう企画なの?」

「あれはねぇぇ、ベスト・アニメ100と言ってねぇ…アフリk日本で一番のアニメを決めるんだよぉ」

『ニッポンアニメ100』は、2017年が「日本国産アニメーション」生誕100周年となる事を記念し、「日本のアニメを見つめ直すプロジェクト」としてNHKによって始動された大型企画。
2017年1月よりBSプレミアム・総合テレビ等で「ベスト・アニソン100」など、各種関連特番が放送されていた。
「ベスト・アニメ100」もそのひとつであり、日本のアニメ全9502作品の中から「ベスト100」を視聴者投票によって選定するという、当プロジェクトのフィナーレ且つ目玉企画として実施されたものである。

この9502作品には、TVアニメはもちろん劇場アニメ、OVA、その他派生作品なども候補に含まれる。
当然、『星の子ポロン』『ガンとゴン』もTVアニメ作品として投票対象に含まれていた。なお、『ゼンちゃんツーちゃん』はあまりにも資料が少なかったのか投票対象ではなかったが、後日開始した「自由記入投票枠」として投票する事はできた。よかったねぇ~(ウザ笑顔)。

この投票は「ベスト・アニソン100」と共に、番組ホームページ内で1月8日から3月31日まで受け付けていた。

発表までの流れ

「ベスト・アニメ100」は一人につき三作品まで投票ができる。また、日付を跨げば再び投票が可能となる他、同じ作品へ連続投票する事も特に禁止事項とされていなかった。

「ベスト100入りした暁には、発掘のプロであるNHKが何かしら『ポロン』に接触するかも知れない…!」

前代未聞のアニメ投票に、多くのポロニスト達が参加。
日ごと投票の度に異なる内容のコメント (*1)を考案するのに苦闘する者も少なくなかった。

しかしながら、投票期間中に発表された中間結果では、「男性部門」において『ポロン』が45位(1/27発表)、25位(2/17発表)にランクイン!

「よーし、ポロンはもっと高くランクインしちゃうから。ヌヒィw」

ポロンの総合ランクインに胸を膨らませるポロニスト達の期待は、日を重ねるにつれ高まっていった。

そして3月末、投票は締め切られ、更に一ヶ月が経過。
いよいよ5月2日夜、BSプレミアムにて結果発表が行われたのだった。

結果

20:00、「発表!あなたが選ぶアニメベスト100」の生放送が開始された。
間もなく100位から81位までの作品が発表される。

〈99〉 ガンとゴン

どぉ~だガンとゴンだぞー!
まさかのランクイン。しかも99位という絶妙なランク。
ボンヤリ冴えないが、すったもんだで勝利を呼び寄せる、ガンゴンらしい結果である。

ランキング紹介は続く。しかし『星の子ポロン』の名は一向に現れない。
「ポロンまだかぁ!?おい何してんだ遅いぞ!?」
「もうそろそろ出て来てよお願い♡」
結果を見届けるポロニスト達も焦燥を隠せずにいた。

そんな中、総合ランキングのカウントダウンを一時中断。「年代別」ランキングの発表へと切り替わった。
そして、70年代部門・ベスト20が公表されたのだ。

その結果は…。

1970年代 ランキング(1~10位・同率含む)
1位 機動戦士ガンダム
2位 宇宙戦艦ヤマト
3位 星の子ポロン
4位 未来少年コナン
5位 ルパン三世 カリオストロの城
6位 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
7位 ガンとゴン
8位 劇場版 銀河鉄道999
9位 アルプスの少女ハイジ
10位 ルパン三世
10位 チャージマン研!

ポロン、こんなところで初登場!おまけにガンゴンもちゃっかりランクイン。
70年代は(色々な意味で)伝説のアニメが数多く放映されていた事実を再確認させられたのであった。

ちなみに発表時に挿入されたナレーターによる解説は、『ガンとゴン』が「宝探しを続けるでこぼこコンビの物語」、『星の子ポロン』が「宇宙の彼方からやって来たポロンと動物たちの物語」というものだった。

更に衝撃の展開が。
この後、ランクインされた作品を個別で紹介していくのだが…。
その際に用いられるイメージ画像が「ガンとゴン」「ポロン」双方とも「NO IMAGE」だったのだ。

早い話、理由は「権利者不明」。
発掘のプロフェッショナルことNHKの力を以てしても、ポロンちゃん達を匿う主様を見つける事は叶わなかったのである…。

「あ~あ、NO IMAGEだ、とうとう見つからなかったんだなぁ…」

NHK「ごめんなさい、いろんな事情があって難しかったの…」
「いいんです代、こんなにタイトルを映してもらってありがとう」

何はともあれ強豪揃いの70年代で第3位に君臨とは大健闘と言えよう。

そして番組は再び総合ランキングの発表へ戻る。
40~31位の発表だ。

〈38〉 星の子ポロン

70年代部門で3位に輝いたポロン、総合部門でも全9502作品中38位という驚異的な強さを全国のお茶の間に見せつけたのだった。
「変なテレビだなぁ、ンン」←お父さん、お宅のテレビは正常です代!



というわけで、『ポロン』『ガンゴン』がランクインした各部門の最終的な順位は以下の通り。

部門 星の子ポロン ガンとゴン
総合 38位 99位
男性 13位 49位
1970年代 3位 7位


なお、もう一つの時報アニメ『ゼンちゃんツーちゃん』は…残念ながらランクインならず。
投票期間途中まで実質対象外だった事情を考えると望み薄だったかも知れない。

影響・教訓

何と言っても『星の子ポロン』というアニメの存在を、この番組を介してより広範囲の世帯に認知させたという功績は多大なものであるのは言うまでもない。
この番組をきっかけに、当時『ポロン』を視聴していた頃の記憶を呼び起こした(?)という方々も多いようだ。

イメージ画像こそ用意できず、番組出演者の間でも関連したトークが展開される事もなかったものの、ポロンに投じられた清き票は決して無益とは言えないのだ。

「更なる発掘の糸口を見出す」という目的は掲げられていたし、それもNHKをしてお手上げの難題である事は、概ね「NO IMAGE」が教えてくれたようにも思える。
発掘そのものを先急ぐのではなく、より多くの人々に作品の存在や魅力を認識してもらう事が先決とすべき課題なのだと考えられる。
録画テープを探す事が困難でも、その前段階として物事を知らない人に情報を発信する事は決して難しくないはずだ。
一人ひとりの投票によってポロンやガンゴンをランク入りさせたように、作品への思いがあれば必ず意味のある行動として後々結びつくものだろう。
ポロンちゃんも言いそうにない実に深い教訓が今回の投票企画に込められてはいないだろうか。

外部リンク


  • 最終更新:2017-05-17 17:04:00

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