バンク

『バンクシステム』または『バンクシーン』、略してバンクとは、主にアニメ・特撮作品において特定のシーンや背景を流用する手法である。あらかじめ作成したシーンを「銀行(bank)」のように貯めておく事からこう呼ばれる。
例えばヒーロー物の作品なら、主人公の変身シーン、ロボットが発進・変形するシーン等がバンクである場合が多い。
悪く言えば「使い回し」。しかし、多くの作品が予算や納期の都合上、この手法に頼らざるを得ないのが現状である。

「星の子ポロン」のバンク

「星の子ポロン」にも勿論バンクは存在する。
特に主人公であるポロンの顔に関するものが多い(ポロン以外にレギュラー出演のキャラクターがいないので当然と言えば当然だが)。

ここでは、「ポロン」本編で使われる主なバンクについて解説する。

ポロンちゃん

笑顔

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如何にも人を馬鹿にしたような下目遣いと微笑。
「星の子ポロン」を象徴する一枚と呼ぶに相応しい。
初期に発掘されたエピソードで集中的に使われている事もあり、最も知名度の高いポロンバンクと言えるだろう。
今にも「馬鹿だなぁ」という声が聞こえて来そうである。

正面顔

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別名「正面ポロン」。
学芸会は楽しいの巻』以降発掘されているエピソードで多く使われるバンク。
ポロンの顔は基本的に斜め向きか横向きで描かれる事がほとんどだが、真正面から描くパターンもあり、それがバンクとして使い回されている。
鼻の色が黒のタイプ(画像左)と、肌の色と同じタイプ(画像右)の2種類あり、両者で口の動き方が微妙に異なっている。
動物たちが起こした事件にポロンが介入する直前に使われる事が多い。
表情が怒っている関係上、台詞や口調も大抵ご機嫌斜め。
口以外のパーツがシンメトリーになっている事、そもそも下膨れ気味の面を無理矢理正面から描いてしまっている事もあり、この顔から何とも言えぬ不気味さを感じ取る視聴者も少なくない。

説教顔A

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ライトに目がくらむの巻』〜『狂ったメリー・ゴーランドの巻』、『不思議な奇術師の巻』以降の発掘エピソードで多く使われるバンク。
「無表情」「妙に澄んだ瞳」「やや上目遣いのカメラ目線」そしてポロンお得意の屁理屈説教が付加される事で、多くの視聴者を煙たがらせてくれる。
真顔なだけに汎用性が高いのか、説教シーンだけでなく普通の台詞を喋るシーンでも使用されまくっている。
また、首から下の部分が描かれていないため、回によっては生首が浮いているように見えてしまう。

発明狂狼の巻』『寝冷えに気をつけての巻』では、通常より拡大されたタイプ(画像右)が使用されている。両話とも発言こそ大した事ないが、謎の威圧感がひしひしと伝わって来る。

うるさいラジオの巻』以降の一部回では画像中央のタイプが使われるようになる。一見通常タイプと同じに見えるが、よく見ると首から下が少しだけ映っているのが分かる。通常タイプが生首に見えると前述したが、一応肩(二の腕?)も合わせて描いていたようだ。

説教顔B

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ゴーゴーが好きの巻』~『盆踊りの巻』、『マーケットは大騒ぎの巻』〜『帰らない弟の巻』の発掘エピソードで使われるバンク。
説教顔Aと似ているが、瞳にハイライトがなかったり口元に謎の含みが加えられていたり等、微妙な違いが幾つか見られる。特に意味のある相違点には思えないが、何故わざわざ別タイプの顔を作る必要があったのか。
Aと同様、首から下が描かれておらず、生首に見えたり地面に埋まっている状態に見えてしまう事がある(『スキーは楽しの巻』等)。

びっくり顔

星の子ポロン.png
「その19」までに多く使われていたバンク。『アイスクリームだ走れの巻』や『目隠しで恐いものしらずの巻』では、左右反転して使われていた。
ちなみに、「TVアニメ25年史」ではこのバンクのスチル写真が使われており、2009年にポロン本編がアップロードされるまでは一般人が閲覧できる唯一のポロン画像であった。

花の信号機

花の信号機 not_hananoshingouki.jpg
ポロンワールドの非現実的な情景の象徴となるランドマーク。
お馴染み『信号機が皆、青になっちゃった!の巻』をはじめ、『アイスクリームだ走れの巻』『赤だぞ走れ!?の巻』に登場する。
しかし『車は恐しいの巻』では信号部分が花になっていないタイプ(画像右)が使われており、こちらは「枯れた花の信号機」等と呼ばれている。

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  • 最終更新:2017-06-26 12:52:39

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