弾丸滑降

この項目では、『星の子ポロン』に登場するスポーツについて説明しています。
当該スポーツの登場エピソードについては『弾丸滑降の巻』を見てねー!

bullet_descent.png

弾丸滑降(だんがんかっこう)』とは、時報映画社が1974年頃にアニメ『星の子ポロン』内で提唱したウィンタースポーツである。

概要

弾丸滑降は、雪に覆われた斜面をソリで滑り降り、その先の断崖をジャンプ台に見立てて向こう側の崖へ飛び込むスポーツである。
ある寒冷地域で人知れず行われてきた伝統的なソリ遊びが起源であり、時報映画社が「新時代のスノースポーツ」として喧伝したのが発端と考えられる。

その性質上、ボブスレーとスキージャンプを融合させたような競技とされており、選手には双方に関する高度な技能が求められる。

なお、時報映画社側では「弾丸滑降」に関する詳細なルール等は公表しておらず、「ポロン」の一エピソード『弾丸滑降の巻』内において「(行う際には)ほどほどに」という注意を促しているのみである。
したがって、実際に弾丸滑降の知識・技術を習得、あるいは実践するにあたっては、『弾丸滑降の巻』内で提示された僅かな情報の収集から競技内容を判断する必要がある。

ちなみに「弾丸滑降」は、スキーやスノーボード用語として存在するが、当然ながら当記事で説明する「弾丸滑降」とは一切無関係である。

ルール

崖にソリの刺さった位置が最も高かった者、もしくは最も高く飛んだ者が優勝となる。

用意するもの

ソリ
二本のスキー板を装着したものを用いる。
単独種目であるためサイズは一人乗り用で構わないが、崖に突き刺さるという必要条件を満たすため、先端は鋭利且つ十分な強度が必要となる。
ロープ
崖に刺さったソリに乗った選手は他の出場者がロープで牽引しなければならない。体の重そうな選手でも引っ張り上げられるよう、なるべく丈夫なものを選ぼう。
パラシュート
万が一ソリが崖を飛び越えてしまった時の応急用具として準備するのが望ましい。劇中ではこれを予め用意しなかったがために出場者の一人が命の危機に晒されるシーンが描かれている。

場所

雪山という自然を利用する以上、弾丸滑降を行う場所選びは重要な課題となる。
当然、下り斜面から見て向こう正面が十分な高さを持つ崖がそびえ立っていないと、大前提として弾丸滑降を行う環境に適していない事になる。
転落事故の程度を軽減させるべく、あまり高すぎる崖は選ばないようにしよう(設営に十分な余裕がある場合は、崖下にセーフティマット等を設置するといいだろう)。
また、ソリが崖に刺さるために相応の運動エネルギーが求められるため、斜面は可能な限り急勾配なものを選ぶとよい。

競技の流れ

(1)選手は山頂からソリに乗り、勢い良く斜面を滑り降りる。この時、ソリを押す担当者などを設けても構わないが、参加者が2人のみの場合は、後に崖から選手を速やかに引き上げなければならない関係上、選手自らが助走を行う必要があるため要注意。

(2)坂を飛び越え、そのまま崖へ突っ込む。この時選手は「エ゛エーイ!」または「ぬ゛ぉ゛お゛!」など、威勢良く雄叫びを上げると良い。「イ゛イイイイットッシ」というような覇気のない意味不明な声では記録が伸び悩んでしまう。

(3)次の出場者は崖上からロープを下ろし、ソリに乗った状態の選手を速やかに救出する。選手の人命に関わる作業であるため、細心の注意を払う事。なお、刺さったソリは放置で構わない。

時報映画社と「弾丸滑降」(考察)

そもそも何故時報映画社は「弾丸滑降」という未知なるウィンタースポーツを流布しようとしていたのか。その背景に迫りたい。

1972年、冬季札幌オリンピックが開幕。「星の子ポロン」放送開始から数え2年前の出来事である。
日本およびアジア初の冬季五輪となったこの大会をきっかけに、日本に空前の「スキーブーム」が到来したと言われている。

時報映画社はこの流行に乗じ、「弾丸滑降」をテレビアニメという媒体を利用し全国へ広めようとする動きがあったのではないかと思われる。
やがては「スキー」「スノーボード」と並ぶ大衆的ウィンタースポーツとして浸透させる方針があったに違いない。
しかし、そのあまりに万人受けし難いルールや、死傷者の続出が懸念される危険極まりない内容、そして何より「星の子ポロン」自体の視聴率ならびに認知度の低さ(当時)が強く影響したためか、「弾丸滑降」がウィンタースポーツ界隈に革命を起こす事は叶わぬまま、幻と消えたのであった…。

そして時は流れ…2016年6月。
思いがけず息を吹き返した「弾丸滑降」は、ポロニストを中心に大きく脚光を浴びる事となった。
しかし、「ほどほど」であっても死人が頻発しかねない問題点の改善等、クリアしなければならない多くの課題が山積みとなっているのが現状である。そこまでしてやりたがる人間がいるかは不明だが。

外部リンク


  • 最終更新:2017-06-11 11:28:24

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード