狂ったメリー・ゴーランドの巻

←PREV 星の子ポロン
発掘順エピソード
NEXT→
観光旅行の巻 狂ったメリー・ゴーランドの巻 マーケットは大騒ぎの巻


登場キャラクター

ウサギ君達とメリー・ゴーランドに乗って遊んでいる。
ウサギ君(メリー・ゴーランド)
生きた木馬に翻弄されてパニックに。
生きた木馬
メリー・ゴーランドに一頭紛れ込んでいた赤い木馬。本物の馬のように自立して動き、喋る事ができる。
メリー・ゴーランドに乗る動物たち
クマ、タヌキ?。
ポロン達が遊園地のメリー・ゴーランドに乗って遊んでいる様子を説明(何故か過去形)。

あらすじ

遊園地のメリー・ゴーランドに乗って遊んでいるポロン達。
突然、ウサギ君の乗っていた木馬が動き出した。驚いたウサギ君は、木馬が動いたり笑ったりしている事をポロンに伝えるが、なかなか信じてもらえない。
試しに木馬に衝撃を与えてみるウサギ君。すると木馬は彼を乗せたまま勝手に走り去ってしまった。
ようやく事態を察知したポロンはウサギ君と木馬を追跡。いつの間にか立場一変、木馬を背負わされていたウサギ君に「木馬にいたずらをするからこのような事になる」と説教するのであった。

全台詞

...


使用楽曲

Manège Aux Tuileries - Janko Nilovic

エピソード所見(教訓・ツッコミ等)

教訓は「木馬にいたずらをすると木馬が動き出して大事になる」。
※ならないし してません。

メリー・ゴーランドの木馬が突然本物のように動き出すという怪奇現象に巻き込まれたウサギ君。かたやポロンは傍にいながらその事態に素早く気付く事ができなかった。
その結果、ウサギ君は散々な目に遭うのだが、ポロンには最後まで助けられず終い。更に泣きっ面に蜂とばかりに謂れなき説教を喰らう羽目に…。
勝手に動き出したのは木馬の方だし、ウサギ君は完全被害者。一部始終を見ていない分際で「ウサギ君が木馬にいたずらをした」と決め付け、一方的に説教をするポロンにイラッとさせられた視聴者も少なくないだろう。「今行くよ!」と言っておいて結局何もしない役立たずっぷりも際立っている。
かりにも教育アニメで有用な教訓もなければ救いもない話があっていいのだろうか。後味の悪さとしては、あの『バイバイバナナの巻』すら可愛く見える次元である。

今回騒動を巻き起こした、謎の生きた木馬。メリー・ゴーランドの中に本物の馬が紛れ込んでいたのか、それともやはり普通の木馬に魂の宿った存在なのか…最後までコイツの正体は不明のまま終わっている。
過去にもアイロンホットケーキ等が生き物のように動き回る現象が発生しており、それらは何れも(憶測を含むが)ポロンが関与していた。今回木馬が動いた事にポロンは知らん顔をしていたが、ひょっとしたら…という推測も可能になる。
動物を模した無生物が自由に動き出すという描写は、子供向けアニメらしいメルヘンチックな表現とも取れる。しかし、ウサギ君は木馬が噛み付いた事に酷く狼狽しておりポロンもその事を丸っきり信じていなかった。
この時点で、作中世界においても「メリー・ゴーランドの馬が生きてるなんてありえない」という思考は常識として罷り通る事が確定されている。
したがって、「木馬が動いた理由」に関して説明がなされなければモヤモヤが残ってしまうという問題点が発生してしまっている。虹が渡れたりシャボン玉に乗れたりするのに理由がいらなかったから、木馬が動いても自然な描写として受け入れられるだろうという製作陣の微かな慢心が感じ取れる(尺が足りなかったと言われれば頷かざるを得ないが…)。

メリー・ゴーランドを登場させた事によって生じた問題はもう一つある。それは、ポロン世界でも馬が乗り物に利用される家畜として存在する可能性を高めている点である。
乗馬をテーマにしたアトラクションが遊園地に置かれているという事は、ポロンの世界でも「騎乗」という概念が存在するという事になる。
貨物列車は行くの巻』で(人語は話すが)擬人化されていない馬が登場したが、あの馬達の中にも乗用馬として飼われているものがいるのだろう。
ちなみに『バスの中は大混乱の巻』『マーケットは大騒ぎの巻』では擬人化されたウマが登場する。乗用馬やメリー・ゴーランドを見る度、彼らは何を感じるのだろうか…。
前半エピソードでも人間の顔をした大仏がさも当然のように登場したが、擬人化動物達が共存する世界では考えられないこうした表現が、『星の子ポロン』の謎多き世界設定を考察する上で厄介な足枷…もとい、丁度いいスパイスとなっているのだ。考察班達の戦いは終わらない。

舞台となる遊園地だが、メリー・ゴーランド以外の遊具が一つも見当たらない。空き地のど真ん中にポツンと置かれたようにしか見えない。殺伐としたポロンの世界にも娯楽施設が展開されているとは言っても、施設そのものが殺風景では心が満たされる筈もない。それ以前に生きた木馬が紛れ込んでる時点でまともな遊園地とは呼べないが。

このように、今話はツッコミ所が満載なだけでなく、ツッコミを入れる余地すら与えぬ不可解且つ不条理なシーンが盛り沢山となっている。名古屋上映会(2017.03)で先行公開された際には、その日最後にして最大の「は?」が響き渡ったのは、また別の話…。
信号機が皆、青になっちゃった!の巻』の無価値な教訓、『バイバイバナナの巻』の理不尽さ、『弾丸滑降の巻』のぶっ飛んだ意味不明さ、『トンカツこわいの巻』の闇深さ…これら全てを兼ね備えた今作は、ある種『星の子ポロン』の究極形とも呼べる。

勝手に走り回るような木馬は確かに狂ってるが、わずか一分でこれだけの問題要素が詰め込めてしまうこのアニメ自体はもっと狂っていると言えよう。

定型コメント

狂ったスタッフ
狂ってるのはこのアニメ
なんだ平常運転か
ワーメリーゴーランドッテタノシーネー(棒)
楽しくなさそう
!?
yee
そんなバナナ~
そんな馬鹿な(馬だけに)
ウッシッシッシ(馬なのに)
馬鹿馬
Nintendo Switch
マスタング走法
今行くよー!(何もしない)
助けない
ならねーよ
してねーよ
は???????
製作者、あなたは狂っているんだ!

  • 最終更新:2017-05-24 20:23:00

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード