ブー吉宙づりの巻

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登場キャラクター・主なアイテム

ビームでロープを操ってブー吉を救出。
ロープの使い方を誤り、宙吊りになってしまう。
オオカミ(宙づり)
ロープを切ってブー吉を落とし、食べようとする。
ブー吉がロープで荷物を上げようとしている事を説明。

あらすじ

滑車を使って荷物を持ち上げようとするブー吉。しかし力が足りず宙吊りになってしまう。
その時、向こうからオオカミが登場。紐を切ってブー吉を食べようとする。
そこへポロンが駆け付け、ビームによってロープを操り、オオカミを縛り上げてしまう。
その後ポロンは、助かったブー吉と握手を交わしながらロープの取り扱いに注意するよう教え諭した。

全台詞

...


使用楽曲

PASTIME MUSIC - Jean-Jacques Perrey

エピソード所見(教訓・ツッコミ等)

教訓は「ロープの取り扱いに注意する」であろう。

このエピソードは、星の子ポロン版「3匹のこぶた」と取れる可能性がある。尤もブタは1匹しか登場しないし、オオカミへの罰も異なる。

ブー吉は力が足りなくてロープを持ったまま宙吊りになってしまうが、この描写自体に大きな矛盾が生じてしまっている。それはロープの長さである。荷物とブー吉の両方が接地した状態ではロープは十分な長さがあったにも関わらず、ブー吉が持ち上げられた時には長さが半分近くにまで短くなってしまっている。『星の子ポロン』の数ある作画ミスの中でも、これはかなり手痛いものと言えるだろう。

また、宙吊り状態になり降りられなくなってしまったブー吉だが、正直この程度の高さならそのまま手を離して落ちても軽いケガで済むのではないだろうか(少なくともオオカミに食べられてしまうよりずっとマシである)。ブー吉は余程気が動転していたのか、手を離すのが怖かったのか、あまり頭が良くないのだろう。

そもそもブー吉は、滑車で荷物を上げ下げしていただけで一体何をしたかったのか分かりにくい。近くに荷物を輸送するための乗り物等も置かれていない。2階に荷物を送り込もうとしていたわけではなさそう。
本当に何がしたかったんだ……?

ここまで記してきたが、最後に特筆すべきことが一つある。
忘れられがちであるが、本エピソードは発掘順では初めてポロンが体罰を実行したエピソードなのだ。
哀れなことに初体罰の犠牲になった相手はブー吉を食べようとしたオオカミ。発掘順にご覧になられている方にとっては、この先度々描かれることとなるオオカミへの厳しさを同時に知ることとなるエピソードでもあると言えよう。ブー吉のピンチを救うために行動を取ったつもりが、一部視聴者からコメントで「食物連鎖崩壊」等と言われてしまっているのが何とも言えないが…。

ポロンがオオカミをロープで宙づりにするまでの過程を見ると、まず彼のほぼ全身の動きを封じ込めてブー吉を解放してからロープの操作を行っていることが分かる。
対象者の体の動きを封じ込める能力は『螢の光の巻』『急がば廻れの巻』『油断は禁物の巻』といった後々発掘されたエピソードでも見られる。

定型コメント

荷物あげてんのねぇ(無関心)
物理
は?
うまそうだぞこれは~
倒置法
OKA(オオカミに厳しいアニメ)

  • 最終更新:2021-02-21 20:03:04

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