人さらいの巻
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(サブタイトル不明04) | 人さらいの巻 | 標識のいたずらの巻 |
登場キャラクター・主なアイテム
自称・正義の味方。
クマ(人さらい)
クマの母親(人さらい)
子供を歯医者に連れて行こうとしていたところ、タヌキ仮面に人さらいと間違われる。
運転手(人さらい)
クマの男性。ウサギやパンダ(タヌキ?)の人形を運送していた。
ウサギ・パンダ(タヌキ?)の人形
トラックで運ばれているのをタヌキ仮面が目撃。
あらすじ
正義の味方「タヌキ仮面」。彼は悪者退治をしようと奮闘する。
まず、子グマが大人のクマに抱き上げられ泣いているのを発見し「人さらい」だと察して駆けつける。しかしそれはただの親子。早とちりして母親のクマを突き飛ばしたタヌキ仮面は怒られてしまった。
続いてウサギ達がトラックで運ばれていく様子を見かけ、再び助けようとする。だが、運ばれていたのは人形で、タヌキ仮面は人形を壊した事で運転手に責められてしまう。
騒ぎを聞きつけたポロンはビームで人形を修復。タヌキ仮面に「タヌキ仮面もほどほどに」と説教をした。
全台詞
...
使用楽曲
PORTRAIT D'UN ROBOT - Janko Nilovic
エピソード所見(教訓・ツッコミ等)
教訓は「ヒーローの真似事はほどほどにする」か。???「正義の味方は2人もいらないんだよ、わかった?」
今回突如登場した「タヌキ仮面」。
子供が正義の味方の真似をするという事は、ポロン世界でもヒーローものの特撮やアニメ等が娯楽として流行っている事が想像できる。
メインとなる動物が人助けを進んで行おうとする展開は『明日はお天気の巻』と共通する。もっとも今話に関しては助けるどころか却って怒らせてしまうが、人の役に立ちたいと思う精神は立派である。悪名高きタヌキ一族の血筋を継ぐ者とは思えない。
とは言え、ポロンの言う通りヒーロー活動はほどほどにした方がいいだろう。友達に怪人や人質を演じてもらいヒーローごっこをする程度なら安心だが、悪者を探し求めた末にもしも本当の悪人に遭遇していたら、自分まで事件に巻き込まれてしまい大変な事になっていたであろう。
誘拐事件とは異なるが、現実でも「仮面ライダー」を観た子供たちが、彼の代表的な必殺技「ライダーキック」の真似をし怪我をしてしまう事故が多発していた (*1)。
ヒーローを夢見るのはいいが、昂り過ぎた憧れの気持ちが思わぬトラブルを引き起こす事もある。ラストで謳われたポロンの説教には、子供達の問題にこうした警鐘を鳴らす目的も含まれていた…のかもしれない。
トラックで人形を運んでいた運転手だが、このような等身大の人形(マネキン等)を丸裸で荷台に積載する側にも問題がある。人形の造形がリアルなほどタヌキ仮面のような見間違いをする者も増えてしまうだろう。
ところで、つい前回でポロンの世界にも免許制度がある事が判明したが、子供なのにスクーターに乗っていた事についてはポロンは触れていない。それとも彼は免許を取れる歳にもなってヒーローごっこを…?
定型コメント
物騒なタイトル
チャージマン狸!
サイボーグ009
仮面は?
オォーイタイ!
林家三平
ドナドナ
お人形(意味深)
タヌキ仮面もほどほどに
- 最終更新:2020-06-04 19:59:03