内容概説

基本的には「児童向けのしつけ用啓発アニメーション」なのだが…
(現在発掘されている各話にほぼ共通している)展開というのが

起:擬人化された動物キャラがやばいことをする

その動物というのが
信号に青ペンキをかけるウサギとサル
・何故か肉食のカバの王様
美容コンクールで優勝した髪型の真似をするイヌ
・悪天候でも釣りに固執するいまいち可愛くないパンダ
などの、時代に沿ったようなタッチの子供向けデザインの動物である。


承:その結果問題が発生してひどい目にあう

その「ひどい目」というのが
・(本来雑食であるはずの)カバの王さまに熊さん虎さんが食べられそうになる
踏切を滑り台として遊んでいたら遮断機のバーが折れる
・エスカレーターを下から上に逆走していたら最下段に挟まれる
など、とばっちり/自業自得としか言いようが無いものばかりである。


転:問題を星の子ポロンちゃんが解決する

問題が発生したので何らかの手段で解決する、という行為自体は正しいのだが、ポロンの救助方法はほとんどが頭から発射されるビームで物を浮かせたり食べ物をリバースさせたりするという甚だ強引なもの。一部、空から駆けつけたポロンがビーム無しで直接救助をするシーンがあるのでそれでフォローに代える。


極め付けは…

結:やばいことについて説教をする(もしくは直接制裁を加える)

現在発掘されているエピソードに於いて、ポロンが最後に上から目線で教訓めいた言動をするが、時たま怒り顔で説教したり、ポロンに強制的に髪型を変えられたり、挙げ句の果てにはおしりペンペンしたり……このアニメにおける常識人(?)ポジションのキャラクターが、ある意味優しくない性格で良いのだろうかとさえ感じてしまう。

これらの展開を基本的に1話約1分でこなすために、せっかくポロンやナレーションが当時の子供達に教え諭そうとしていた教訓や躾を、視聴者(特に子どもたち)に意図通りに伝えられたのかは甚だ疑問であると言わざるをえない。


【この文章はニコニコ大百科の該当記事に基づいて執筆されました】

  • 最終更新:2016-10-26 21:17:41

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