鈴木孝夫

鈴木孝夫(1947? - )は、昭和・平成期のアニメーター・演出家である。

概要

「グロイザーX」のキャラクターデザインや、「マグネロボ ガ・キーン」「アローエンブレム グランプリの鷹」「まんが水戸黄門」「サイボットロボッチ」等の作画監督を手掛けたことで有名。

1960年代後半に落合プロに入社し、そこで「ピュンピュン丸」「ゲゲゲの鬼太郎」などの作画を手掛けた。師匠は、その頃に出会った高倉建夫氏。
その後、1970年頃にはアニメスタジオ「スタジオマンモス」を設立し、ナック作品を中心とするいわゆる”Dランクアニメ”やスケジュールが厳しい作品を中心に作画を手掛けていた。

「ガンとゴン」「星の子ポロン」制作当時は五反田の「パサ」に勤めていた。時期不明だが、ポロンの制作が終了した後「みゆきプロダクション」を設立。

ナックの西野聖市氏によると、1976年頃に鈴木氏はタイにいて、タイで「グロイザーX」の原画を仕上げて日本に送っていたという。(情報源)

2009年頃までアニメ作品に名前がクレジットされていたが (*1)、実際は1999年頃にアニメーターを辞めており、鈴木氏曰くそれ以降にスタッフとして名前が掲載している作品は会社(東京アニメーションセンター)が孫請けで請けた仕事の可能性が高いとのこと。

星の子ポロンとの関係

「星の子ポロン」「ガンとゴン」で原画を手掛けた人物である。高倉氏は動物やプロップ(小物やその他無機物)のデザイン、いわゆる各話設定も鈴木氏が手掛けていたのではないかと推測している。

参考文献


  • 最終更新:2022-01-27 01:17:02

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